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【ジェルネイルの紫外線の危険】皮膚がんの研究とLEDライトや日焼け対策

【ジェルネイルの紫外線の危険】皮膚がんの研究とLEDライトや日焼け対策

ジェルネイルの紫外線の危険は、1回の照射なら小さいと考えられています。

こんな不安を感じていませんか?

  • ネイルライトで皮膚がんになるというニュースを見て怖くなった
  • LEDライトに替えれば紫外線の心配は無いのか知りたい
  • 手の甲のシミが増えた気がして、ネイルのせいか気になる

好きで続けているネイルだからこそ、体に悪いと聞くと落ち着かないですよね。

不安が大きくなるのは、研究の中身とリスクの大きさが切り離されて伝わっているからです。

ジェルネイルの紫外線と危険について、研究や専門団体の情報を調べた結果は次のとおりでした。

  • 1回の照射量は小さく人での発がんは未確認
  • LEDライトでも紫外線はゼロではない
  • 日焼け止めと指先の出る手袋で手を守れる

ここからは、ネイルライトの紫外線の正体と、続けるための対策を詳しくご紹介しますね。

指先の出るUVカット手袋は800円前後からあるので、気になった今のうちに用意しておくと安心です^^

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目次

ジェルネイルの紫外線の危険は1回なら小さい

このセクションでは、ネイルライトの紫外線の種類と、皮膚がんとの関係を調べた研究の中身が分かります。

1回に浴びる量は小さく、人での発がんは確かめられていませんが、ゼロとも言えません。

怖がりすぎず、かといって何もしないのでもない、ちょうどいい距離感を探っていきましょう。

ネイルライトの紫外線はUVA

ジェルネイルを固めるライトから出ている紫外線は、主にUVAと呼ばれる種類です。

紫外線は波長の長さで分けられ、UVAはおよそ315nmから400nmの範囲にあたります。

夏の海で肌が赤くヒリヒリするのは、より波長の短いUVBによるものです。

UVAは肌を赤く焼く力が弱い代わりに、皮膚の奥の真皮まで届きやすいと言われています。

日焼けマシンがUVBまで含む広い波長を使うのに対し、ネイルライトはUVAに絞られている点が違います。

赤くならないから平気、と感じやすいのがUVAの気をつけたいところです。

皮膚がんとの関係を調べた2つの研究

ネイルライトと皮膚がんの話題でよく引用されるのは、2023年にカリフォルニア大学サンディエゴ校が発表した研究です。

シャーレの中の人やマウスの細胞にネイルライトの光を20分当てたところ、20〜30%の細胞が死んだと報告されました。

20分を3回続けると65〜70%に増え、生き残った細胞にもDNAの変異が見られたとされています。

ただしこれは細胞での実験で、人の手に当てて病気が増えたかを確かめたものではありません。

研究チーム自身も、結論を出すには10年単位の長期の疫学研究が必要だと述べています。

もう1つは、2014年に米国の皮膚科の医学誌JAMA Dermatologyに載った測定研究です。

ネイルサロンで使われている17台のライトの紫外線を実際に測り、何度照射を受けても発がんのリスクは小さいと結論づけました。

海外では手に皮膚がんが見つかった人がネイルライトを使っていたという報告もありますが、ライトが原因と確定したわけではありません。

2つを並べると、危険がゼロとは言えないものの、1回の施術を必要以上に怖がる根拠も今のところ無いと言えそうです。

ライトによって紫外線量は26倍違う

同じネイルライトでも、手に届く紫外線の量は製品によって大きく違います。

メラノーマ財団のAIMが紹介している測定では、UVAの強さが0.6mW/cm²から15.7mW/cm²まで開いていました。

いちばん弱いものと強いものでは、およそ26倍の差があることになります。

同じ紹介の中では、弱いライトならDNAが傷つく目安に届くまで200回以上の来店が必要な一方、強いライトでは8回ほどで届くとされています。

つまり、ジェルネイル全体が危険かどうかより、自分がどのライトをどれだけ使っているかのほうが大事です。

ライトの紫外線量は商品ページに載っていないことが多いので、後で紹介する対策で浴びる量そのものを減らすのが現実的です。

繰り返すと気になる日焼けとシミ

このセクションでは、ネイルライトで日焼けするのかと、回数を重ねたときの手の甲への影響が分かります。

1回で焼けることはほぼありませんが、回数が増えると手の甲の光老化が気になってきます。

ジェルネイルのライトで日焼けするのか

1回のジェルネイルで、目に見えて手が日焼けすることはまずありません。

ジェルネイルメーカーのグランジェは、蛍光管のUVライトの強さを太陽光の約1000分の1と紹介しています。

1回の施術ぶんの照射は、窓際で数秒ほど日光に当たるのと同じくらいだという見立てです。

毎日の通勤や洗濯物を干す時間に浴びている日光のほうが、量としてはずっと多いと考えられます。

ただし同じ記事では、UVライトで毎日朝から晩まで施術を続けた人が片手だけくすみを感じた例も書かれています。

量が小さくても、繰り返しの積み重ねは別に考えたほうがよさそうです。

手の甲のシミやしわは光老化

紫外線による肌の衰えは光老化と呼ばれ、シミやしわ、ハリの低下の原因の1つと言われています。

UVAは真皮にあるコラーゲンに影響しやすく、日焼けの自覚が無いまま少しずつ積み重なるのが特徴です。

手の甲は顔ほど日焼け止めを塗らないうえ、ネイルライトの光が直接当たる場所でもあります。

ふと手元を見たときに、左右でくすみ方が違う気がしてドキッとする、そんな場面に心当たりがある方もいるかもしれません。

シミの原因は年齢や日常の日光など1つではないので、ネイルだけのせいと決めつける必要はありません。

気になるなら、ネイルのときだけでも手の甲を守る習慣をつけておくと安心です。

セルフは照射の回数が増えやすい

紫外線を浴びる量が増えやすいのは、サロンよりセルフジェルネイルのほうです。

自宅ならいつでも塗り直せるので、次のような理由でライトに手を入れる回数が増えがちだからです。

  • はみ出しやムラを直すたびに硬化し直す
  • 固まったか不安で照射時間を延ばす
  • 浮いた1本だけを何度も付け直す
  • 気分でデザインを変える間隔が短くなる

サロンで3〜4週間おきに施術を受ける場合、ライトに手を入れるのは月に1〜2回ほどにとどまります。

セルフの場合は、1回あたりの照射時間と回数を自分で把握しておくことが、そのまま対策になります。

LEDライトでも紫外線は出ている

このセクションでは、UVライトとLEDライトの違いと、紫外線を減らしたライトの選び方が分かります。

LEDライトに替えても、ネイルの紫外線がゼロになるわけではありません。

UVライトとLEDライトの波長の違い

UVライトとLEDライトの違いは、出している光の波長と固まるまでの時間です。

ライト主な波長硬化時間の目安
UVライト365nm前後1回2分ほど
LEDライト395〜405nm前後1回30〜60秒ほど
UVカットのLED395nm未満を除去ジェルによる

表で見てほしいのは、LEDライトの395nmが、UVAの範囲の上限である400nmより短いという点です。

405nmは目に見える光の端ですが、395nmはまだ紫外線にあたります。

紫外線をできるだけ減らしたいなら、ライトの名前ではなく、紫外線域をカットしているかどうかで選ぶのが確実です。

LEDなら日焼けしないは誤解

LEDライトを使えば安全、と説明されることがありますが、そこは少し注意が必要です。

ハーバード大学の健康情報サイトでも、UVランプとLEDランプはどちらも主にUVAを出していると説明されています。

LEDの利点は、硬化時間がUVの半分以下で済むぶん、1回に浴びる時間が短くなることです。

時間が短いぶん量は減りやすいものの、紫外線そのものが無くなるわけではありません。

LEDに替えたから手袋も日焼け止めも要らない、と一気に油断しないようにしておきましょう。

UVなしのLEDライトという選択肢

紫外線を浴びる量をさらに減らしたい方には、紫外線域を取り除いたネイルライトがあります。

シリラのネイルライトは、ジェルが固まるのに必要な395〜405nmに光を絞り、紫外線の影響を抑える設計だと説明されています。

ただし紫外線域を除いたライトは、その波長で固まるように作られたジェルと組み合わせないと硬化不良が起きやすくなります。

今使っているジェルを変えずにライトだけ替えるときは、メーカーが対応をうたっているかを必ず確かめてください。

ライトの形では、指先だけが入るくらいの大きさを選ぶと、手の甲まで光が当たる範囲を狭められます。

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紫外線から手を守る対策

このセクションでは、ジェルネイルを続けながら紫外線を浴びる量を減らす具体的な方法が分かります。

日焼け止めと手袋、照射時間の管理の3つで、浴びる紫外線は減らせます。

どれも今日から取り入れられるものばかりです。

日焼け止めはSPF30以上を硬化前に

米国皮膚科学会は、施術の前にSPF30以上で、UVAとUVBの両方を防ぐ耐水性の日焼け止めを手に塗るよう勧めています。

UVAを防ぐ力は、国内の日焼け止めならPAの+の数で確かめられます。

塗るのは手の甲と指のまわりだけにして、爪の上には付けないように気をつけてください。

日焼け止めの油分が爪に残ると、ジェルが密着せずに浮いてくる原因になるからです。

爪に付いてしまったときは、ジェルを塗る前にエタノールで拭き取っておけば安心です。

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指先を出したUVカット手袋

もっと手軽なのは、指先だけが出るUVカット手袋をはめてからライトに手を入れる方法です。

光が当たるのは爪のまわりだけになり、手の甲に日焼け止めを塗り直す手間もかかりません。

米国皮膚科学会も、指先を切った濃い色の厚手の手袋を対策の1つとして挙げています。

ネイル用のUVカット手袋は800円前後からあり、洗って繰り返し使えるものが多いです。

指の出る部分が長すぎると爪の根元に生地がかぶり、ジェルを塗りにくくなるので、試しにはめて調整すると使いやすいですよ^^

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照射時間を守り付け替えの間隔をあける

浴びる量を減らすいちばん確実な方法は、ライトに手を入れている時間そのものを短くすることです。

  • 照射はジェルの説明書にある時間だけにする
  • ジェルを薄く塗り、硬化し直す回数を減らす
  • 付け替えは3〜4週間ほど間隔をあける
  • ライトの光を直接のぞきこまない

念のためと照射時間を倍にしても、固まり具合が大きく変わらないまま浴びる量だけが増えてしまいます。

固まりにくいと感じたら時間を延ばすより、厚塗りになっていないか、ライトとジェルの相性が合っているかを見直しましょう。

光に敏感になる薬を飲んでいるとき

薬の中には、飲んでいる間だけ肌が紫外線に反応しやすくなるものがあると言われています。

メラノーマ財団のAIMでは、一部の抗生物質や痛み止め、ニキビの治療薬などが例に挙げられていました。

自分の薬が当てはまるかは種類によって違うので、自己判断せず処方した医師か薬剤師に確かめてください。

ネイルのあとに手が赤くなる、かゆくなるといった変化があったときも、続けずに皮膚科で相談するのが安心です。

ジェルネイルの紫外線以外の危険

このセクションでは、紫外線と混同されやすいライトの熱や成分、オフのやり方の注意点が分かります。

ジェルネイルで気をつけたいのは、紫外線より熱や成分、オフのやり方のほうが身近です。

ライトが熱い痛いのは硬化熱

ライトに手を入れた瞬間に熱い、痛いと感じるのは、紫外線ではなく硬化熱によるものです。

ジェルが液体から固体に変わるときに熱が出るので、厚く塗るほど、光が強いほど熱くなりやすくなります。

爪が薄い方は、ほんの数秒でもヒリッとした痛みを感じることがあります。

ジェルを薄く塗る、弱い光から徐々に強めるローヒート機能のあるライトを選ぶ、といった工夫でやわらげられます。

熱いからといって途中で手を出すと、その部分だけ固まりきらずに残るので注意してください。

発がん性で話題のTPOとは

ジェルネイルの発がん性という言葉で話題になったのは、紫外線ではなくTPOという成分のことです。

TPOはライトの光を受けてジェルを固める働きをする、光重合開始剤と呼ばれる成分の1つです。

EUでは生殖毒性の可能性がある物質に分類されたことを受けて、2025年9月1日からTPOを含む化粧品の販売と流通が禁止されました。

一方で日本ネイリスト協会は、2025年10月1日時点で日本ではTPOは規制の対象になっていないと案内しています。

同協会は、EUの判断は予防の考え方に基づくもので、実際のネイルの利用で健康被害が確認されたわけではないとも説明しています。

気になる方は、パッケージや商品ページでTPOフリーと表示されたジェルを選ぶ方法があります。

規制の状況は今後変わる可能性もあるので、使っているメーカーの案内もときどき確かめておくと安心です。

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未硬化ジェルでかぶれることがある

ジェルネイルの肌トラブルで身近なのは、固まる前の未硬化ジェルが皮膚に触れることによるかぶれです。

はみ出したジェルを指の皮膚に付けたまま硬化したり、拭き取りの前に肌に触れたりすることが繰り返されると、アレルギーのきっかけになると言われています。

はみ出しは硬化する前にウッドスティックで取り除き、未硬化ジェルは素手で触らないようにしましょう。

一度かぶれると同じ系統のジェルでくり返しやすいとも言われるので、赤みやかゆみが出たらそのジェルは使わず皮膚科に相談してください。

アセトンや無理なオフで爪を傷める

オフの工程も、やり方しだいで爪や指先に負担がかかります。

アセトン入りのリムーバーは油分を強く奪うので、使ったあとの指先は乾燥して白っぽくなりがちです。

浮いてきたジェルを爪でめくってはがすと、爪の表面の層まで一緒に持っていかれることがあります。

オフのあとはキューティクルオイルで保湿し、浮いたジェルは無理にはがさずリムーバーで落とすのが基本です。

ジェルネイルの紫外線の危険と対策のまとめ

  • ネイルライトの紫外線は奥まで届くUVA
  • 1回の量は小さく人での発がんは未確認
  • ライトによって紫外線量は約26倍違う
  • LEDライトでも紫外線はゼロにならない
  • 日焼け止めと指先の出る手袋で手を守る

正しく知っておけば、ジェルネイルは怖がらずに楽しめます。

手元を守る小さな習慣が、指先のおしゃれを長く続ける支えになりますよ。

お気に入りの色をまとった指先で、これからも気分よく過ごしてくださいね。

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