グランズレメディとワキガの関係を、消臭と制汗という2つの働きから整理します。
脇のにおいで、こんなふうに迷っていませんか。
- 靴用の粉を脇にも使えるのか知りたい
- 市販のデオドラントで満足できていない
- やわらかい皮膚が荒れないか不安がある
人に聞きにくい悩みなので、自分で調べて確かめたい気持ちはよく分かります。
迷いの正体は、においを抑える働きと汗を止める働きを1つに数えているところです。
グランズレメディとワキガについて調査した結果、以下のとおりでした。
- 脇に使うのは公式の想定外
- においは抑えられても汗は止まらない
- 選ぶなら制汗と殺菌の両方が要る
ここからは成分と選び方を、もう少し詳しくご紹介しますね。
汗ばむ季節は売り切れも出やすいので、早めに見ておくと安心ですよ^^
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グランズレメディはワキガに使えるのか
まずは、この製品が脇でどこまで働けるのかをはっきりさせておきます。
においを抑える側では働きますが、汗を止める側の働きは持っていません。
この2つを分けて見るだけで、期待していい範囲がすっきり見えてきます。
公式の推奨は靴の中だけ
グランズレメディは、靴の中に粉を入れて使うことを前提にした製品です。
販売元の案内にも脇への使用は書かれておらず、想定された使い道ではありません。
そもそも医薬品でも医薬部外品でもないため、体のにおいへの効能は表示できません。
脇に使う人がいるのは事実ですが、あくまで自己判断の範囲ということになります。
本来の靴での使い方をおさらいしたい方は、こちらの記事も参考になりますよ^^
期待できるのは消臭効果まで
脇に使った人の話で共通しているのは、においが軽くなったという実感です。
消臭効果の中心にあるのは、粉に入っているミョウバンだと考えられています。
においのもとを作る菌が増えにくい状態に、皮膚の表面を寄せていくためです。
ただし、これはにおいの発生を抑える話であって汗そのものの話ではありません。
ここを取り違えると、使ってみたのに解決しなかったという結果になりがちです。
制汗作用がないという弱点
実際に脇で試した人が口をそろえるのが、汗はまったく減らないという点です。
グレーのTシャツで人と会う日に、脇の汗じみだけが残ってしまう形になります。
においが気になる人ほど、汗じみも同時に気にしているのではないでしょうか。
片方しか手当てできない道具だと分かっていれば、選び方の判断も変わってきます。
汗を抑える働きが要る理由は、次の章のにおいの仕組みを見ると納得できます。
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においのもとになるアポクリン汗腺
ここでは、脇のにおいがどんな順序で生まれるのかを追いかけます。
汗そのものは無臭で、皮膚の菌が分解して初めてあのにおいに変わります。
汗そのものは無臭という事実
脇には、汗を出す通り道が2種類あることが知られています。
ひとつは全身にあるエクリン汗腺で、出てくるのはほとんど水分の汗です。
もうひとつがアポクリン汗腺で、脇や耳の中など限られた場所にしかありません。
こちらの汗はたんぱく質や脂質を含んでいて、少し粘りのある性質を持ちます。
それでも出てきた時点では、においはほとんど無いと説明されています。
常在菌が分解してにおいになる
においが立ち上がるのは、皮膚の表面にいる常在菌が働き始めてからです。
菌が汗の中のたんぱく質や脂質を分解し、においのもとになる物質を作ります。
つまり材料が汗で、においを作る職人が菌、という2段構えになっています。
菌だけを抑えても材料が出続ければ、時間が経つとにおいは戻ってきます。
制汗と殺菌の両方が要ると言われるのは、この2段構えがあるからなのです。
足の臭いとは発生の道すじが違う
足の臭いも菌が関わる点は同じですが、出発点になる汗の種類が違います。
足の裏にあるのは水分中心の汗腺で、たんぱく質の多い汗はほとんど出ません。
足では、はがれ落ちた角質と靴の蒸れが菌のえさと住みかになっています。
だから靴の中を乾かして菌を抑えるだけで、においが大きく変わってきます。
脇の場合は汗そのものが材料なので、同じやり方では届く範囲が違ってきます。
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ミョウバンが脇でできること
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この章では、粉の中心にある成分が脇で何をしているのかを見ていきます。
ミョウバンは菌が増えにくい環境を作りますが、汗の量には手を出しません。
酸性に傾けて菌を抑える
ミョウバンは硫酸アルミニウムカリウムのことで、漬物などにも使われています。
水に溶けると酸性に傾き、多くの雑菌はその状態を苦手にすると言われています。
汗で粉が湿ると、皮膚の表面がその酸性寄りの状態に近づいていく形です。
グランズレメディにはこのほか、タルクと酸化亜鉛も配合されています。
タルクは粉をさらさらに保つ役で、酸化亜鉛は皮膚の表面を守る成分です。
市販のデオドラントにもミョウバンを使ったものがあり、考え方は共通しています。
汗の量そのものは変わらない
ミョウバンには肌を引き締める収れん作用もあると紹介されています。
ただ、汗腺そのものをふさぐ働きとは仕組みも強さも別のものになります。
脇に使っても汗じみが残るという声が多いのは、そこに理由があります。
2つの働きの違いを並べると、次のように整理できます。
| 働き | 代表的な成分 | 脇での結果 |
|---|---|---|
| 菌を抑える | ミョウバン | においが軽くなる |
| 菌を殺す | 殺菌成分 | においが出にくい |
| 汗を止める | 塩化アルミニウム | 汗じみが減る |
グランズレメディが担うのは1行目だけ、と考えると位置づけが分かりやすいです。
脇に使うときのデメリット
それでも試したい方に向けて、先に知っておきたい不便な点をまとめます。
白い粉が残ることと塗りにくさが、実際に使った人の不満の大半を占めます。
大きく分けると、困りごとは次の3つに集まります。
- 脇や服が白くなる
- 粉なので狙った場所に留まらない
- 汗が出るぶん流れ落ちてしまう
服や脇が白くなる問題
粉はもともと靴の中で使う想定なので、外から見えることを考えていません。
脇に付けると白さが残り、腕を上げた瞬間に人の目に入ることがあります。
濃い色のシャツを着る日は、内側に白い跡が付くことも避けられません。
半袖で人前に立つ日には向かない、という前提で考えておくのが無難でしょう。
汗じみのほうが気になる日は、脇汗パッドを併用したほうが現実的です。
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やわらかい皮膚と肌荒れの心配
足の裏の皮膚は厚く、脇の皮膚は薄くてやわらかいという違いがあります。
足で問題がなかったからといって、脇でも同じとは限らないということです。
肌に刺激の強い薬剤が入っているわけではない、という見方は多く見かけます。
それでも、かゆみや赤みが出たらすぐにやめて洗い流すのが安全な線引きです。
もともと敏感肌の方や、除毛の直後は避けたほうが落ち着いて過ごせます。
脇への使い方と塗りにくさ
靴なら振って広げられますが、脇では粉を留める方法が限られています。
実際には、清潔で乾いた肌に指先で薄く伸ばす使い方が中心になります。
付属のスプーンは靴に入れる道具なので、脇ではほとんど役に立ちません。
湿った肌に付けると固まってしまうため、汗をよく拭いてからにしましょう。
まず手に入れる場所から探している方は、こちらの記事が分かりやすいですよ^^
ワキガ対策で選ぶべき医薬部外品
ここからは、脇のために作られた製品をどう選ぶかの基準をご紹介します。
制汗の成分と殺菌の成分が両方入った医薬部外品が、脇では基本の形になります。
医薬部外品は、承認された有効成分が一定量入っていると表示できる区分です。
雑貨や化粧品との違いはここにあり、パッケージの表示で見分けられます。
塩化アルミニウムで汗を抑える
汗を抑える側の代表が、塩化アルミニウムやその仲間の成分になります。
汗の出口にゲル状の栓を作り、汗が表に出てくるのを物理的に止める仕組みです。
においの材料が減るので、菌がいても作られる量そのものが少なくなります。
刺激が気になる方は、作用が穏やかなクロルヒドロキシアルミニウムもあります。
強さと刺激の少なさは引き換えなので、肌の様子を見ながら選ぶと失敗しません。
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イソプロピルメチルフェノールの役割
もう一方の柱が、皮膚の常在菌を抑える殺菌成分です。
デオドラント製品でよく見かけるのが、イソプロピルメチルフェノールです。
においを作る側の菌に働きかけるので、ミョウバンと狙いどころが重なります。
グランズレメディで消臭を感じた方は、この成分の入った製品と相性がよいはずです。
そこに制汗の成分が加われば、材料と職人の両方に手を打てる形になります。
デオドラントクリームが向く理由
同じ成分でも、どんな形で肌に乗せるかで持ちがずいぶん変わってきます。
| 形 | 肌への密着 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| クリーム | 高い | においが強い日 |
| ロールオン | やや高い | 毎日の朝と夜 |
| スプレー | 低い | 広い範囲に手早く |
| シート | 低い | 外出先の応急 |
においがしっかり気になる方は、密着の高いクリームから試すのが近道です。
成分が汗腺の入り口にとどまる時間が長いほど、働きが出やすくなるためです。
持ち歩き用にシートを足しておくと、昼過ぎの不安がずいぶん軽くなります。
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塗るのは夜と入浴後がよい
制汗の成分は、汗が少ないときのほうが汗腺に届きやすいと説明されています。
そのため、夜寝る前に塗っておく使い方がすすめられることが多いです。
朝の身支度でさっと塗るだけだと、汗に流されて力を出しきれないためです。
入浴後に水気をしっかり拭き、乾いた肌に塗るのが基本の形になります。
それでもにおいや汗の量が変わらないときは、皮膚科で相談する道もあります。
グランズレメディとワキガのまとめ
ここまでの内容を、持ち帰りやすい形で整理しておきます。
- 脇への使用は公式の想定外
- ミョウバンで菌は抑えられる
- 制汗作用がないので汗じみは残る
- 白くなる点と塗りにくさが難点
- 脇には制汗と殺菌の医薬部外品
においと汗を別々に手当てすると、迷っていた時間がうそのように減ります。
脇のことを気にせず腕を上げられる日は、思っているより近いところにあります。
今年の夏こそ、服の色を気にせずに選べるようになってほしいと思います。
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