パースピレックスの正規品の見分け方を、届いた現物と購入先の両面から分かりやすくお伝えします。
買う前にこんな不安がよぎりませんか。
- ネットでしか買えないので本物かどうか判断できない
- 外箱のどこを見れば本物と分かるのか知りたい
- 安い店と高い店で何が違うのか分からない
肌に直接塗るものだけに、商品が届くまで落ち着かない気持ちはよく分かります。
判断がつかないのは、正規品という言葉が日本では二通りの意味で使われているからです。
パースピレックスの正規品の見分け方を調べた結果、次のとおりでした。
- 日本に正規輸入代理店は無い
- 現物は外箱と容器の5か所で判断
- バーコードは本物の証明にならない
ここからは現物のチェック箇所と購入先の選び方を、もう少し詳しくご紹介しますね。
季節によって在庫が動きやすい商品なので、買うと決めたら早めに確かめておくと安心です^^
↓在庫があるかチェック
パースピレックス正規品の見分け方
パースピレックスの正規品とは、メーカーの正規流通を経た本物という意味になります。
ここでは、その言葉が指しているものと、日本での流通のかたちを整理します。
先にここを押さえておかないと、探しても存在しないものを探し続けることになります。
日本に正規代理店はあるのか
パースピレックスはデンマークのリーマン社がつくっているロールオン式の制汗剤です。
本社と製造拠点はコペンハーゲンの北にあるヒレロズという町に置かれています。
そのうえで日本を見ると、メーカーと契約した正規輸入代理店は確認できませんでした。
つまり国内で売られているものは、経路の違いはあってもすべて海外から入ってきた輸入品です。
読者の方が想像しがちな日本の正規代理店品という選択肢は、そもそも存在していません。
公式サイトに日本の記載はない
メーカーの公式サイトには、どの国で買えるかを選ぶページが用意されています。
そこに並んでいるのはヨーロッパを中心とした16の国と地域で、日本は入っていません。
デンマークやイギリス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ベトナムなどが対象国です。
日本語で販売しているサイトの商品ページにも、日本未入荷品という断り書きが置かれています。
公式サイトで確かめられるのは、次の3点だと考えておくとよいです。
- 製造しているのはデンマークのリーマン社であること
- 販売国のリストに日本が入っていないこと
- ワキ用のほかに手足用のラインがあること
日本向けの問い合わせ窓口も無いため、ロット番号をメーカーに照合してもらう方法は取れません。
並行輸入品は偽物ではない
並行輸入品という言葉に不安を覚える方がいますが、これは偽物とはまったく別の区分です。
並行輸入品は、メーカーが正規につくった本物を代理店以外のルートで輸入したものを指します。
中身は同じで、違うのは日本に入ってくるまでの経路だけということになります。
一方の偽物は、外箱を似せたうえで中身が別のものに置き換わっている商品です。
日本に代理店が無い以上、国内で手に入るものはほぼすべて並行輸入にあたります。
ですから並行輸入という表示そのものを避けても、判断の助けにはならないわけです。
デトランスαは同じ中身
通販を見ていると、デトランスαという名前の似た商品に行き当たることがあります。
これは海外でパースピレックスとして売られている製品の、日本での商品名です。
名前が違うだけで中身は同じなので、別名だからという理由で偽物を疑う必要はありません。
気をつけたいのは、名前の似たエティアキシルという別の製品が並んでいることです。
こちらはフランスの製品で、メーカーも中身も違うため同じものとして比べられません。
ドラッグストアで市販はない
薬局やドンキ、ロフト、ヨドバシといった店頭での取り扱いは確認できませんでした。
代理店が無いということは、国内の店頭に商品が流れる経路も無いということになります。
仕事帰りにドラッグストアを何軒かまわって、棚のどこにも無くて不安になる場面です。
そこで在庫切れや取り扱い終了を疑ってしまいますが、実際はもともと置かれていません。
店頭に無いこと自体は異常ではないので、通販で探すところから始めて問題ないです。
外箱と容器で見分ける5か所
↓在庫があるかチェック
届いた現物は、外箱とロット番号と刻印と説明書と中身の5か所を見れば大半が判断できます。
ここでは箱を開けてから順番に確かめていく手順を、見る場所ごとにご紹介します。
1か所だけで決めるのではなく、5つのうちいくつが当てはまるかで判断するのが確実です。
外箱の凹凸と内側のロゴ
最初に見るのは外箱で、ここには印刷だけでは再現しにくい細工が入れられています。
確かめるポイントは次の3つです。
- 天面のPerspirexの文字に凹凸があるか
- フタを開けた内側にロゴが繰り返し印字されているか
- 英語の表記や文字の並びに不自然さがないか
凹凸は指の腹でなぞると分かりやすく、平らならその時点で疑う材料になります。
箱の内側は買った人しか見られない場所なので、外側より手を抜かれやすい部分です。
箱と本体のロット番号の一致
箱の底面と本体のラベルには、6桁のロット番号と製造年月が印字されています。
この2か所を見比べて、数字と日付がそろっているかを確かめてみてください。
食い違っていれば、箱と中身が別々に用意された可能性を考えたほうがよいです。
理由はかんたんで、正規の製造ラインでは箱と本体が同じロットのまま箱詰めされるからです。
使用期限の印字が見当たらない個体も、いつつくられたものかをたどれず判断に困ります。
期限の読み方や開封してからの目安はこちらで詳しくまとめていますので参考にしてみてください^^
容器の底にあるRIEMANNの刻印
本体を箱から出したら、ひっくり返して容器の底面を見てみてください。
そこには製造元であるRIEMANNという社名が刻印として入っています。
この刻印は容器を成形する型そのものに彫られているため、後から印刷では再現できません。
指で触れたときに凹んだ感触があるかどうかが、見た目以上に分かりやすい手がかりです。
社名がシールで貼られていたり、そもそも何も無かったりする場合は慎重に扱ってください。
英語の説明書が入っているか
箱の中には、使い方を説明した英語のリーフレットが折りたたんで同梱されています。
日本語の説明書が付いていないのは、日本向けにつくられた商品ではないからです。
逆に言えば、英語の説明書すら入っていない商品は箱詰めの段階から違うことになります。
本体だけがビニールに入って届いたという場合は、外箱ごと確認の手段を失っています。
中身は無色透明でツンとする匂い
最後に見るのは中身で、ここまでの4か所を通過しても違いが出ることがあります。
正規に流通しているものは無色透明で、粘りの少ないさらりとした液体です。
フタを開けると、アルコールに近いツンとした匂いが立ちのぼると言われています。
濁っている、糸を引くほど粘る、匂いがまったくしないといった場合は中身が違う可能性があります。
色や匂いは記憶に頼りにくいので、初回の状態をスマホで撮っておくと次の判断が早くなります。
バーコードの570は本物の証拠か
バーコードの数字は登録した国を示すもので、原産国でも本物の証明でもありません。
ここでは、よく紹介されている570という数字が何を表しているかを整理します。
この数字を決め手にしてしまうと、間違った安心のしかたをすることになります。
570が示すのは登録した国
商品バーコードの先頭3桁は、GS1プリフィックスと呼ばれる番号帯にあたります。
570から579まではデンマークのGS1に割り当てられており、ここまでは事実です。
ただしこの番号が示すのは、事業者がどの国のGS1でコードを登録したかという1点だけです。
GS1側の説明でも、プリフィックスだけで商品の生産国は判断できないと明言されています。
日本の企業が海外の工場でつくった商品でも、バーコードは45や49から始まります。
玄関の表札に書かれた名字を見て、住んでいる人の人柄まで分かると考えるようなものです。
見分け方として使えない理由
もう1つ大きいのは、バーコードが外箱に印刷された図柄にすぎないという点です。
外箱を似せてつくる側からすれば、570で始まる数字を入れないほうが不自然になります。
つまり570があることは、本物なら満たしているはずの条件を1つ満たしただけです。
本物であることの証明にはならないので、ここで確認を終わらせないほうが安全です。
逆に570で始まっていない商品は疑う材料になるため、片側だけは判断に使えます。
使いどころを限ったうえで、前の章の5か所と組み合わせて見るのがおすすめです。
偽物によくある特徴
偽物は中身より先に、付属品と流通情報の欠落というかたちで表に出てきます。
ここでは、買う前の段階で気づける特徴を購入先ごとの傾向とあわせて見ていきます。
肌に直接使うものなので、経路の分かるものを選んでおくに越したことはありません。
箱なしで届く出品は避ける
商品説明に、箱を外して発送する場合がありますと書かれている出品を見かけます。
送料を抑えるためと説明されることが多く、一見すると親切な配慮にも読めます。
ただし箱が無くなると、凹凸もロゴもロット番号も確かめる手段がまとめて消えます。
避けたほうが無難なのは、判断材料を先に手放すかたちになってしまうからです。
レビューは星より中身を読む
買う前にできる確認として、いちばん実用的なのがレビューの読み方を変えることです。
星の平均点は、発送の早さや梱包の丁寧さでも上下するので判断材料になりにくいです。
探すのは、届いた状態に具体的に触れている書き込みのほうです。
箱の有無や説明書の同梱、匂いについて書かれたレビューがあれば大きな手がかりになります。
写真付きのレビューなら、外箱の天面や容器の底が写っていないかを探してみてください。
同じように画像から見分ける手順をまとめた記事もありますので参考になると思いますよ^^
Qoo10は出品者ごとに差がある
Qoo10については、偽物が混ざっているのではという声が以前から出ています。
これはサイト全体の話というより、出店している店ごとに仕入れ元が違うことが背景にあります。
同じ商品名で並んでいても、どこから仕入れたかは店によってばらばらということです。
ですからサイト単位ではなく、出品者単位で評価と説明文を読むのが現実的な対処になります。
メルカリのようなフリマは個人の転売にあたり、保管の状態も経路もたどれません。
効果がないと感じたときの確認
効かないと感じる原因は偽物とは限らず、種類違いと使い方であることのほうが多いです。
ここでは、偽物を疑う前に確かめておきたい2つの可能性をご紹介します。
買い直す前にここを見直すと、そのまま使い続けられることが少なくありません。
種類で濃度が3段階に違う
パースピレックスは1種類ではなく、主成分の濃度が違う複数のラインで展開されています。
見るべきは塩化アルミニウムの配合濃度で、ここが使用感の差につながっています。
| 種類 | 塩化アルミニウム | 想定している人 |
|---|---|---|
| コンフォート | 8% | 敏感肌や初めての人 |
| オリジナル | 15% | 標準的に使いたい人 |
| ストロング | 25% | しっかり対策したい人 |
| ローション | 27% | 手足に使いたい人 |
敏感肌用のコンフォートは、オリジナルのおよそ半分の濃度という設計になっています。
初めての1本にコンフォートを選んで物足りなさを感じるのは、むしろ自然な流れです。
まずは自分が買った種類を確かめて、それから偽物かどうかを考えるのが順番として確実です。
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塗る時間帯と乾かし方
もう1つの可能性が使い方で、この製品は朝に塗るタイプではありません。
販売元が案内している手順は、次の3つにまとめられます。
- 夜に乾いた脇へ塗ってよく乾かす
- 翌朝に余分をタオルでふき取る
- 慣れてきたら週2回から3回に減らす
汗ばんだ肌やお風呂上がりすぐの肌に塗ると、水分で薄まって本来の使い方から外れます。
乾ききる前に服を着てしまうのも、同じように結果が変わる原因になりやすいです。
数日続けて様子を見てから、それでも変化が無いときに商品を疑えば十分だと思います。
正規品が買える購入先の選び方
購入先ごとに確認する場所が違うので、どこで買うかを決めてから見る欄を切り替えます。
ここでは代表的な4つのルートについて、それぞれどこを見ればよいかをご紹介します。
どれが正解というより、自分が何を優先したいかで選び分けるのが向いています。
Amazonは販売元の欄を見る
Amazonに並んでいるパースピレックスは、出品者が独自に仕入れて出している商品です。
メーカー自身が運営する日本語のストアは、調べた範囲では確認できませんでした。
ですから商品ページの見た目ではなく、カート横にある販売元の欄を見るのが要点です。
出品者名をたどると、その店がどんな商品を扱っているのかまで確かめられます。
時期によって出品者が入れ替わるので、以前買えたからという理由だけで選ばないほうがよいです。
楽天の正規品表記の確かめ方
楽天市場では、商品名の先頭に正規品と付いた出品がずらりと並びます。
ただしこの表記は店が自分で付けているもので、第三者が認定したものではありません。
見るべきは表記そのものより、店舗説明に仕入れルートが書かれているかどうかです。
メーカーから直接仕入れてイギリスから直送しているといった記述があれば手がかりになります。
あわせて追跡番号が付く発送方法かどうかも、経路をたどれるかという点で意味があります。
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個人輸入代行は発送国を見る
個人輸入代行は、海外の店から自分名義で取り寄せる手続きを代わりに行うサービスです。
ここで見ておきたいのは、どの国から発送されるかという1点になります。
製造国であるデンマークやヨーロッパ各国からの発送なら、経路としては素直です。
国内発送をうたう出品は、いったん誰かが日本へ持ち込んだ在庫ということになります。
届くのは早い一方で、そこまでの保管状態が分からないという引き換えがあります。
クリニックでも取り扱いがある
意外と知られていないのが、美容クリニックのオンラインストアでの取り扱いです。
実際に敏感肌用のコンフォート20mlが、税込5720円で扱われている例があります。
そこでは医薬品の区分として表示されており、通販の雑貨扱いとは位置づけが異なります。
通販の単品より2400円ほど高い代わりに、日本語で直接たずねられるのが違いです。
肌に合うか不安が残る方には、この差額は確認の手間を買う金額として釣り合うと思います。
購入先別の値段の相場
↓最安値をチェック
相場を知っていれば、安すぎる出品を中身を見る前の段階で外すことができます。
ここでは20mlのロールオン1本あたりで、購入先ごとにいくらになるかを並べます。
金額は調べた時点のもので、為替や送料の扱いによって上下する点はご了承ください。
20mlあたりの実売価格
見るのは1本あたりの単価と、その値段で何が付いてくるかという2点です。
| 購入先 | 1本あたりの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 通販の単品 | 3300円前後 | 最も安いが店の差が大きい |
| 通販の3本セット | 2600円前後 | まとめ買いで単価が下がる |
| 日本語の販売サイト | 4400円前後 | 日本語で問い合わせできる |
| 医療機関のストア | 5700円前後 | 区分と価格がはっきりしている |
いちばん安い単品と医療機関では、1本あたり2400円ほどの開きがあることになります。
この差は中身の違いではなく、どこまで確認の手間を肩代わりしてもらうかの差です。
3本セットは店によって1本2400円台まで下がりますが、肌に合うか分からない段階では慎重に考えたいです。
安すぎる出品の目安
相場が分かると、そこから外れた出品を機械的にはじけるようになります。
単品でおよそ3000円が下限にあたるので、ここを大きく割る出品は立ち止まる場面です。
目安としては、相場の半値にあたる1600円前後まで下がっていたら経路を疑いたいところです。
輸入して送料をかけたうえでその値段が成り立つ理由が、正規の流通側に見当たらないためです。
期限が近い在庫の処分という説明もありますが、その場合は期限が明記されているはずです。
偽物だったときの対処
受取確認を押す前に現物を確かめておけば、返金の道を残したまま交渉できます。
ここでは、届いた商品に違和感があったときに動く順番をご紹介します。
判別の手順を知っていても、その後の動き方を知らないと取り返せないことがあります。
受取確認を先にしない
通販サイトの多くは、購入者が受取確認をした時点で代金が店側に渡る仕組みです。
ここを先に押してしまうと、あとから申し出ても話が進みにくくなります。
届いたらまず箱を開けて、前の章の5か所を確かめてから操作するのが順番です。
申請の期限は到着から7日以内としているサイトが多いので、開封は早いほうが有利です。
販売元への連絡の順番
違和感があったときは、次の順番で連絡していくと話が整理しやすくなります。
- まず出品者へ写真を添えて問い合わせる
- 返事が無ければサイトの窓口へ申し立てる
- それでも進まなければカード会社へ相談する
写真は外箱の天面と容器の底、そして同梱物が分かる全体像の3枚があると伝わりやすいです。
どこがどう違うのかを言葉で添えておくと、やり取りの回数を減らすことができます。
パースピレックス正規品の見分け方のまとめ
パースピレックスの正規品は、現物の5か所と購入先の確認を組み合わせれば見分けられます。
ここまでの内容を、あらためて5つに絞って整理しておきます。
- 日本に正規輸入代理店は無く全て輸入品
- 並行輸入品と偽物はまったく別の区分
- 現物は外箱と刻印と説明書と中身で判断
- バーコードの570は本物の証明にならない
- 単品3000円を大きく割る出品は経路を疑う
見る場所が決まってしまえば、届いた箱を開ける時間はほんの数分で済みます。
判断の物差しを持っておくと、安い出品に迷わされることもなくなっていきます。
納得して選んだ1本なら、汗の季節も気持ちよく過ごせるようになりますよ。
↓在庫があるかチェック
